結果 TN15 最高最終2106 最終66位 (最終日 28勝18敗)
TNノーチラス 最高205x最終2022 最終199位
シーズン13お疲れ様です。イチゴです。最終2桁取れて良かったです。構築記事を書きます。
- 【コンセプト】
- 【構築経緯】
- 【個体紹介】
- 〈ドヒドイデ@ゴツゴツメット〉
- 〈ハピナス@毒針〉
- 〈クレベース@厚底ブーツ〉
- 〈ラッキー@進化の輝石〉
- 〈ラウドボーン@食べ残し〉
- 〈クレセリア@隠密マント〉
- 【「雑魚」に必ず勝つために】
- 〈選出択と再現性〉
- 〈選出の優先権〉
- 〈グライオン、ヘイラッシャについて〉
- 【重いポケモン】
- 【後語り】
- 【SpecialThanks】
【コンセプト】
純正受けループ。限りなく再現性の高い勝ちを目指す。順当勝ち以外で勝たない。勝てる構築に確実に勝つ。それ以外は割り切る。地割れを打たない。
【構築経緯】
シーズン途中はヘイラッシャやグライオンといったポケモンをorionさんの影響もあり触っていたが、ヘイラッシャやグライオンの勝ち方は再現性に乏しく、僕のやりたいポケモンでは無いので、結局僕の好きな受けループを使うことにした。ドヒドハピクレベボーンをベースにした並びである。以下は構築の移り変わりを簡単にまとめた。直撮りのやつもあってすみません。
①S12終了時(最高2044)
②12/17 U22オフ ラウボでガポンを見る行為に疑問を感じたためラウボの枠で水ポンガッサに強いバレルを採用
③12/24-26クリスマスポケモン合宿期間 友達と一緒にポケモンする時は地割れが盛り上がると確信しヘイラッシャを採用。今までヘイラッシャを食わず嫌いしていたため実際に使い、メリットデメリットの確認をすることが出来た。
④12/29 イーユイに負けまくったためドツキ採用。画像はマントになっているが、実際はラムで採用した。残飯ボーンは見れる範囲が広がり熱い説が出てきた。
⑤1/2 最終日前日 イーユイに対する性能はドツキと比べると劣るが、汎用性があり色々な構築に投げれるラッキーを採用。
⑥1/3 最終日 キョジオーンを見る枠をピクシーからクレセリアに変更。重かったキラフロルや挑発ガチグマに強く、比較的色々な構築に投げやすい駒として採用。
【個体紹介】
〈ドヒドイデ@ゴツゴツメット〉
呑気H252 B252 D4
自己再生/黒い霧/毒菱/ヘドロ爆弾
テラスタイプ:フェアリー
〈技構成〉
剣舞ウーラオスやハッサム意識で黒い霧、有利にサイクルを回すことが出来る毒菱、毒づきと選択だがウーラオスへの打点や非接触でありカイリュー等のゴツメに触らないヘドロ爆弾で採用した。
〈テラスタイプ〉
両方のウーラオスを受けれるようにするためフェアリーテラス。ボーンとセットで選出しやすい。フェアリーテラスでウーラオス両対応出来るので、ヘイラッシャを採用する意味が本当に無くなっている。
〈持ち物〉
〈役割対象〉
〈ハピナス@毒針〉
穏やかH4 B252 D252
卵産み/瞑想/投げつける/火炎放射
テラスタイプ:水
〈技構成〉
悪巧みサフゴや瞑想ガチグマ意識で瞑想、サフゴ意識で投げつける、サフゴに抜群を突けて通りの良い火炎放射を採用。
〈テラスタイプ〉
イーユイ意識水テラス。イーユイにはラッキーを投げたため他のテラスでも良いかもしれない。実際はそこまで硬く無いのに、イーユイや眼鏡ハバカミ等にやれます、みたいな顔するの辞めて欲しい。普通に受かりません。
〈持ち物〉
投げつけるので毒針。
〈役割対象〉
サフゴ、ハバカミ、ガチグマ等
〈クレベース@厚底ブーツ〉
腕白H252 B252 D4
自己再生/鉄壁/ボディプレス/氷柱針
テラスタイプ:格闘
〈技構成〉
いつもの構成。剣舞パオ等の積み技持ち意識で鉄壁、鋼への打点で火力が出るボディプレス、カイリュー等のドラゴン意識で氷柱針。ヘイラッシャと違い、パオジアンを安定して受けれるというのが長所だが、聖剣つらら怯み×3で突破されることが2回あって笑えない。
〈テラスタイプ〉
岩オーガポン、悪ウーラオス意識で格闘。
〈持ち物〉
ステロ意識厚底ブーツ
〈役割対象〉
〈ラッキー@進化の輝石〉
穏やかH12 B252 D244
卵産み/瞑想/ステルスロック/地球投げ
テラスタイプ:毒
〈技構成〉
元々イーユイ受けとして採用したためステルスロックと地球投げは確定。サーフゴーやガチグマも見たいので瞑想を採用。
〈テラスタイプ〉
毒一択レベルで強い。ボディプレスを打ってくる特殊ポケモンや毒々や毒菱にも耐性が持てる。ドヒドラキベース選出(通称ドラベース)の時にラッキーがテラスを切ると毒菱が誰も踏まなくなって楽しい。ハピナスと違ってこいつはちゃんと硬い。
〈持ち物〉
輝石。進化の。
〈役割対象〉
テツノツツミ、サーフゴー、ハバタクカミ、イーユイ、ガチグマ等
〈ラウドボーン@食べ残し〉
図太いH252 B252 C4
怠ける/鬼火/アンコール/フレアソング
テラスタイプ:ドラゴン
〈技構成〉
特性ガードでは無いため、剣舞オーガポン意識でアンコールを採用。あとはカイリューやウーラオスに打つ鬼火、ウェポンのフレアソング。鬼火アンコフレソンという構成のお陰で、重たいディンルーに対して逆にテンポ取れたりすることがあり強かった。あとはキョジオーンの再生や身代わり、守るのタイミングに投げたりしてテンポ取ったりもした。
〈テラスタイプ〉
岩石封じオーガポン意識ドラゴンテラス。水ウーラオスに切ることもある。テラスを切るとスケショが抜群になるので、カイリュー入りには慎重に立ち回る必要がある。
〈持ち物〉
食べ残しがめちゃくちゃ良い味を出していた。カツカツな耐久を補える。スケショカイリューにも後投げ出来たりして見れる範囲が広がり強い。
〈役割対象〉 炎オーガポン等
〈クレセリア@隠密マント〉
穏やかH244 D244 S20 ※Hは月の光意識偶数
月の光/瞑想/冷凍ビーム/サイコキネシス テラスタイプ:鋼
〈技構成〉
ガチグマやキョジオーン意識で瞑想、ガチグマやカイリュー意識冷凍ビーム、素で火力が出て毒テラスガチグマへの打点となるサイコキネシスを採用。受けガンメタみたいなガチグマを解らせられて楽しい。
〈テラスタイプ〉
ハバカミ、サフゴ、カイリュー意識で鋼テラス、テラスを切ることでランドカイリュー辺りに強くなり熱い。
〈持ち物〉
元々キョジオーンを見る枠として採用したため、隠密マント。キラフロルのキラースピンで毒を引かなかったりサフゴのシャドボやハバカミのシャドボでDダウン引かないのも偉い。
〈役割対象〉
キラフロル、ガチグマ、弱いカイリュー等
マントクレセと残飯ラウドボーンが今期特に熱かった
【「雑魚」に必ず勝つために】
有名な話だが、受けループは雑魚を狩る構築である。ただその「雑魚」というのは受けループごとに異なる。それは受けループを対策していない人が「雑魚」に該当するからだ。例えば、零度パオジアンで崩そうとする人は、ヘイラッシャでパオを受けようとする人にとっては苦しい存在だが、クレベースで受けようとする人にとっては「雑魚」である、ということがある。したがって、「雑魚」の範囲が広く、また「雑魚」に安定して勝てること、が強い受けループの条件となる。そこで、今回は安定して「雑魚」に勝つための工夫を部分的に綴ろうと思う。
〈選出択と再現性〉
受けループの選出というと、役割対象にポケモンを投げるだけの話である。しかし、実際はそんな全て上手くいく訳もなく選出択が度々起こる。選出択というのは受けループの古来からの課題であるが、こちら側の3匹で極力相手の6匹に勝ち筋を残した状態で選出することを心掛けた。また選出を雰囲気で決めてしまうと対戦の再現性が無くなり安定して勝てないので、事前にこのような択が起きたら何を優先するかを決定していた。
例を挙げるとすると相手の並びにウーラオス、炎オーガポン、パオジアン、サーフゴーがいた場合
パオジアン→クレベースが必要
炎オーガポン→ラウドボーンが必要
サーフゴー→ハピナスが必要
となり、4枠選出が強いられるが、こちら側の選出パターンとして主に以下の3種類が挙げられる。
① ドヒドイデ+ハピナス+クレベース →剣舞やパワーウィップ炎オーガポンを切った選出
② ドヒドイデ+ラウドボーン+ハピナス →噛み砕くを採用したパオジアンを切った選出
③ ラウドボーン+クレベース+ハピナス →水ウーラオスを切った選出
この中では今期、③の選出をすることを決めていた。理由としては、ラウドボーンのテラスで誤魔化せたりするケースもあり、相手の6匹に幅広く対応できるのが③の選出だった。また後述の選出択の優先権によっても③になる。
〈選出の優先権〉
さらに、①絶対投げたいケース、②かなり投げたいケース、③出来れば投げたいケースの3つのケースに分類して選出択が起きた時にどちらかを優先するかの優先権も事前にある程度決めておいた。当然ながら、優先権は①>②>③といった感じである。
①はそのポケモン(受け側)がいないと役割対象に破壊されるケース、②はそのポケモンがいないと役割対象が苦しくなるが他で誤魔化せるケース、③はそのポケモンがいなくても成り立つがいた方がより安定して勝てるケース、といった感じである。
〈例〉
①絶対投げたいケース
パオジアン→クレベース
オーガポン→ラウドボーン
キョジオーン→クレセリア
②かなり投げたいケース
イーユイ→ラッキー
③出来れば投げたいケース
キラフロル→クレセリア
ガチグマ→クレセリア
このように事前に決めておくことで選出が10秒くらいで決まって楽。
〈グライオン、ヘイラッシャについて〉
本来だったら受けループ界隈最高の順位を取って、ここで「グライオン、ヘイラッシャを使ってる人、○○です!」みたいに強気にいこうと思ってたが、全然僕より上の人が居たので大人しめに書く。
まず僕がこの2体を使わなかった要因として対戦の再現性が低いことが挙げられる。特にグライオンは相手の行動によって試合の展開が変わることが多く、また初手のハバカミや水ウーラオスにかなり後手を取り、対戦の再現性に欠けていたため採用しなかった。受けループはそもそも後手に回る構築だが、グライオンはまもみがでテンポを取るポケモンなためかなり弱い。ヘイラッシャは、試合の展開自体に関しては再現性が低いという訳では無いが、シンプルに地割れの不安定さが「雑魚」を安定して狩れない要因になるため採用しなかった。
グライオン、ヘイラッシャのポケモンとしての性能は決して弱くは無いと思うが、このような理由から僕の目指してる構築には入らなかった。
【重いポケモン】
ディンルー、カバルドン、チオンジェン、宿り木オーガポン等無数に存在
【後語り】
最終2桁チャレを逃して1年と1ヶ月の年月を経てやっと2桁取れました。この1年間で僕はかなり成長したと思います。1年前では解っていなかったポケモンも、今ではまだ完璧では無いにしろやや解りつつあります。成長したことに満足したら成長出来ないので、これより上に行けなかった弱さ、これから先の自分の伸び代を信じ向き合い、今の何倍も強く成長していきたいです。
【SpecialThanks】
・は疑問←相談乗ってくれた神、クレセ提案してくれた神、神オブザイヤー受賞
・V.M←一緒にBP集めてくれたりポケセン行ったりしてくれた神
・くろいか?←一緒にポケモン合宿してくれた神、留年すんな勉強頑張れ
・orion←u22オフで話してくれたり構築の話いっぱいしてくれた神
・いるか←通話してくれたりブルレクやったりオフで話したりした神
・ゆうき←いつも応援してくれる神
・その他、通話してくださったり、応援してくださった神の方々