受け偽装のすゝめ【S20最終449位】

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こんにちは、イチゴです。今回はS20で使用した受けループ偽装構築の記事を書きます。

 

・構築経緯

ダイマックスが可能な最後のシーズンだったので、ダイマックスを最大限に生かした構築を使いたいと思い、初手ダイマ構築を考えた。また、普段純正受けループと呼ばれる受け駒6匹で固められた構築を使っているため、「受け駒6匹に見える初手ダイマ構築」を目指して考えた。

まず、この構築で大事なのは当然ながら、「ダイマするポケモン」である。そこで、自分が最も信用しているダイマアタッカーの珠霊獣ランドロスを採用した。また、ランドロスを通す上で弊害となるテッカグヤランドロス、水ウーラオスに強いたつじんのおびラティアスカバラグに強いポケモンとして、ウーラオス受けとしてお世話になってきたカプブルルを弱点保険のアタッカーで採用した。

さらに、詰め要因として、TOD性能の高いみがちいラッキー、ドヒドイデ、アーマーガアを採用した。

 

・選出について

アタッカー(カプブルル、ランドロスラティアス)+ラッキー+アーマーガアorドヒドイデ

という選出がほとんどだった。 

 

・個体解説

 ・カプ・ブルル@じゃくてんほけん

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努力値 いじっぱりH252 A252 S4

技構成 ストーンエッジ/インファイト/ウッドハンマー/10まんばりき

初手ダイマ要因①。重めなナットレイポリゴン2、カバ、ラグ、ウーラオス、レヒレに対面ダイマで勝てる。サンダー意識ストーンエッジナットレイポリゴン2意識でインファイト、メインウェポンのウッドハンマー、ジバコドラン意識の10まんばりきを採用。相手がHBだと思って(当然)悠長な行動をするので、3タテすることもあった。

 

ランドロス@いのちのたま

努力値 いじっぱりA252 B4 S252(みんなはH4で使おうね⭐️)

技構成 つるぎのまい/じしん/ストーンエッジ/そらをとぶ

初手ダイマ②。最強すぎて、冠環境の最強ポケモンはサンダーでもウーラオスでもなくランドロスだと思った。1日に平均3回くらい3タテしてた。レヒレと対面した時は、特性でS判定をした後、スカーフならジェット(CSなら確定一発)、その他はダイアースから入った(耐久振りメガネケア)。また、受けループとマッチングした際は、ラティアスのみらいよちと合わせてエアームドやアーマーガアを倒してきた。怖いのは、水ウーラオステッカグヤだけ。しかし、どちらも先にランドロスを展開すれば勝てちゃうのはバグだと思った。

 

 ・ラティアス@たつじんのおび

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努力値 おくびょうC252  D4 S252

技構成 みらいよち/れいとうビーム/マジカルフレイム/エアスラッシュ

初手ダイマ③。カグヤ、ウーラオス、サンダー、ランドロスに強いアタッカー。このポケモンも耐久型だと思われやすく、意表を突くダイマックスで相手を破壊した。悪ウーラオスにも上からのダイジェットで確定1発を取ることが出来て、多くの悪ウーラオスを処理した。ランドロスやサンダーにも突っ張られる場合が多かったのでダイアイスで倒した。

 

    ・ラッキー@しんかのきせき

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努力値    ずぶといB252 D4 S252

技構成    たまごうみ/ちきゅうなげ/みがわり/ちいさくなる

古き良きBSラッキー。役割対象は全てのポケモン。初手ダイマで1匹以上持っていった後、みがちいでTODする。特殊ポケモンの初手ダイマ牽制にも役に立った。ラッキーより遅いポケモンは受けを崩せない。

 

    ・ドヒドイデ@くろいヘドロ

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努力値    ずぶといH252 B252 D4

技構成    じこさいせい/ねっとう/くろいきり/トーチカ

ドヒドイデいつもありがとう。人生で初めてどくどくではなくトーチカで使用した。ウオノラゴン、エースバーン、水ウーラオス受け。多分僕は一生このポケモンを使うのだろう。麻痺下で7回連続動くなど、この構築で1番自覚があるポケモンだった。

 

    ・アーマーガア@フィラのみ

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努力値    わんぱくH252 B252 S4

技構成    はねやすめ/てっぺき/ボディプレス/ブレイブバード

ドリュウズランドロス、ゴリランダー受け。珠いじっぱりランドロスに対して高級オボンの方が高い確率で勝てるので、フィラのみでの採用。最終日にランドロスのダイロックが2回急所に当たってハゲそうになった。ブレイブバードはアイへでも良かったかもしれない(ミミッキュ意識)

 

・あとがたり

今回、目標とは程遠い結果になりましたが、最後のダイマックス環境を本気で楽しむことが出来ました。ただ、最終日に親に怒られて12時くらいで撤退しなければならなくなったことが悔しくてたまりません。

S21からはダイマックス無し禁止伝説有りの新環境。8月は部活のoffがわずか2日で忙しいですが、目標である2000を達成して、世界一充実した高1の夏にします。

 

スペシャルサンクス

VM、その他応援してくれた方々、枠に来てくださった方々、ランクマッチでマッチングした方

 

 

ここまで見てくだりありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純正毒殺ドリループ【スパチャレ最終レート1760/59位】

今回使用した構築です↓

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最終順位は59位でした。

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こんにちは。イチゴです。今回は先日参加したスパイクチャレンジの構築記事になります。59位というなんとも言えない順位でしたが、一応2桁取ったと言うことで筆を取りました。今回は特別ルールでの大会となったので、環境トップを考察するところから構築を組み始めました。

 

・パーティコンセプト

6体全員が受けゴマによる受け回し。全てのポケモンを後出しから処理する。(いわゆる純正受けループ)

サイクル戦が多発すると予想したため、相手の交換に負荷をかけるどくびし、ステルスロックを巻いて、サイクルで有利をとる。

 

・事前の環境トップ考察

受けループという構築は、自分のやりたいことを押し付けるような、展開構築とは異なり、環境トップ(数の多いポケモン)を把握する必要があります。以下、僕が事前に数が多いだろうと考察したポケモンです。

①悪ウーラオス@ハチマキorタスキ

このポケモンは元々ダイマックスが無くても強い(強すぎる)ので、数は絶対多いと予想していた。

ミミッキュ@玉、アッキその他

説明不要の対面性能の神(受けでは重くない)

のろいいたみわけのメンヘラミミッキュが少しめんどくさい程度。

③サンダー@回復きのみその他

ランクマの環境とは異なり、クッション型が多くなると予想していた。

ガブリアス@ラム

強いから。主人公だから。

ドリュウズ@タスキ、チョッキ

対面性能に加え、抜き性能も高く、また受けループをつのドリルで破壊出来ると思ってる人がいるため。(実際は一撃必殺は対策にならない)

ロトム@回復きのみ、スカーフ、メガネ

サイクル構築が増えると思ったから。

 

他にも色々予想していましたが、ここでは割愛させていただきます。

 

 

 

・使用した構築のポケモンの個体解説

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   ・ドリュウズ @カゴのみ (かたやぶり)

いじっぱりH124 A124 B4 D252 S4

つのドリル/ねむる/じしん/スマートホーン

このポケモンは主に受けループに強く出れる駒として育成した。どくタイプを牽制し、どくびしを通りやすくする役割も果たした。他にも、ジバコイルロトムの牽制などにも役に立った。努力値の意図としては、陽気A252だとB特化ラッキーの身代わりをスマートホーンの最低乱数で壊せないので、いじっぱりで採用した。みがちいラッキー意識でアイアンヘッドでは無くスマートホーンを採用したが、受けループとマッチングしなかった。キュウコンパッチルドンの雪かきパーティとマッチングした時、このポケモンで3タテしたのが気持ちよかった。

 

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   ・ドヒドイデ@くろいヘドロ

ずぶといH252 B252 D4 (さいせいりょく)

じこさいせい/くろいきり/どくびし/ねっとう

サイクル界最強ポケモン。汎用物理受け。このルールでは、どくびしの通りが良いのと、サイクル戦が多発すると考えたため、相手の交換に負荷のかかるどくびしを採用した。ヒトデの弱い環境なんて無い。

 

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   ・アーマーガア@ゴツゴツメット(プレッシャー)

わんぱくH252 B252 S4

はねやすめ/ちょうはつ/てっぺき/ボディプレス

まず、なぜエアームドではなくアーマーガアを採用したのか理由を説明すると、物理3ウエポン+役割破壊炎特殊、のようなポケモンに対応するため。具体的には、ガブリアスの無振りだいもんじエアームドは受からないがアーマーガアだと受かる違いがある。しかし、そんな場面は存在しなかったが、プレッシャーによるPP枯らしが役に立った。ちょうはつを採用した意図としては、ラッキーをちょうはつ+ゴツゴツメットでハメれること、ナットレイを無理やり突破出来ることなどが挙げられる。

 

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   ・トリトドン@オボンのみ(よびみず)

おだやかH252 D252 B4

じこさいせい/ねっとう/だいちのちから/どわすれ

役割対象はロトムジバコイル、特殊ギルガルドなど。大会初日はめちゃくちゃ選出したが、上の方では、ロトムがあまりいなかった。クリアスモッグでは無く、どわすれを採用した理由は、特殊ギルガルドにシャドボDダウンで突破されないようにするため。ボルチェンでサイクルを回すようなポケモンにめっぽう強く、水の一貫も切れてちょうど構築にハマったポケモンだった。

 

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   ・バルジーナ@厚底ブーツ(ぼうじん)

ずぶといH252 B252 S4

はねやすめ/イカサマ/どくどく/エアスラッシュ

ハチマキ悪ウーラオスのあんこくきょうだ受け。ドヒドイデで相手の技を確認してからバルジーナに下げる動きをよくとった。ただ、誤算だったのが玉ウーラオスの存在で、ドヒドイデバルジーナもギリギリ受けれないポケモンだったので、択ゲーを制する必要があった。サイクルしてるうちにどくびしを踏んでくれるので、そこまで負けなかった。技はサンダーに後出しをよくされるのでどくどくが刺さった(でもよく外した)。ウーラオスに勝つためにはエアスラッシュが必要なので、命中不安だが仕方なく入れた。特性は害悪対策になり、バンギとも相性の良いぼうじんにした。

 

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   ・バンギラス@たべのこし(すなおこし)

しんちょうH252 D252 B4

まもる/ステルスロック/ねむる/ロックブラスト

8世代の受けループの定番。汎用特殊受け。技構成は有利なサイクルを回せ、どくびしと合わせて相手に負荷をかけるステルスロック、毎ターンの回復、砂ターン管理、釣り出し抑制のまもる、回復技としてのねむる。いわ技1ウエポンだったが、困る場面は少なかった。(強いて言うなら命中不安怖い)ウルガモスの蝶舞さざめきも耐えるので後出しから処理できる。気合いだめキングドラに3タテされたのでもしかしたらこの枠はハピナスやラッキーで良いかもしれない。

 

 

 

・選出のポイント

ウーラオスドヒドイデバルジーナ確定

ガブリアス→アーマーガア確定

サンダー→バンギ投げるのが1番良いが次点でトリトドン

ミミッキュ→ほぼ選出されないが、アーマーガアとドヒドイデどっちか出せれば大丈夫

シャンデラ→バンギ確定

ゴリランダー→アーマーガア確定

マリルリ→アーマーガアとドヒドイデ(渦潮滅びの予感がしたらアーマーガアでちょうはつ打つ)

Aガラガラ→バルジーナ

ギルガルドドヒドイデ確定、トリトドンがいると安心

ロトムトリトドン確定

ジバコイルドリュウズトリトドン確定

ラッキー→ドリュウズかアーマーガア確定

ドヒドイデドヒドイデ確定

ポリゴン2ドヒドイデでどくびし巻いていい感じに踏ませる

 

初手はドヒドイデかバンギでどくびしかステロを巻いていた。初手でドヒドイデとサンダーが対面した時はほぼ全ての試合でどくびしを選択した。バンギは有利対面ならステロ。

 

 

 

・キツいポケモン(無理なポケモン)

カットロトム→無理

きあいだめキングドラ→3タテされました

玉ウーラオス→択

ドリルドリュウズ→かわせ!アーマーガア!

渦潮滅びマリルリ→気配を感じれば大丈夫

マンムーつららばりを止まれ止まれと祈る

 

 

 

・感想

今回の大会は自分の大好きなサイクル戦をすることが出来て楽しかったです。ダイマックス択が無いのが良かったです。ですが、もちろんみんな受け対策をしているので、そこをかいくぐる必要がありました。受け対策を返り討ちにした瞬間がポケモンで1番気持ちいいかもしれませんね笑。それでは、記事はここら辺で終わらせていただきます。

 

ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!