【S18最高2168最終2128/55位】もぐらなきゃ夢は追えない

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最高2168最終2128/55位

シーズン18お疲れ様でした。僕としては1桁を取るために必死に足掻いたシーズンでしたが、最後のところで勝ちきれず逃してしまいとても悔しいシーズンとなりました。最終日も2時-7時頃までは1桁をキープ出来ていて、手応えはあった構築なので記事にします。

【コンセプト】

・後投げから相手を削り切る(純正受けループ)

・練度と経験則で択に勝つ。勝ちまくる。

・プレイングで確率を押し付ける。

【構築経緯】

結局いつも通り受けループを組むことにした。禁止伝説はプレイングでの誤魔化し性能が高く、また聖なる炎の確率の押し付けが強いホウオウを採用。

ミライドンやカイオーガ、テラパゴス等の特殊全般受けのラッキー、コライドンやウーラオス、パオジアンに比較的強いヘイラッシャを採用した。

またここまでで重い黒バドレックス受けでアローラベトベトン、さらにディンラッシャ等の低速サイクルに強く、プレイングで無限の勝ち筋があるグライオンを採用した。これまでの並びだと原種ガチグマに500敗くらいしていたので、後投げから確実に処理することが出来るダグトリオを採用した。

【個体解説】

〈ホウオウ@厚底ブーツ

元々2000くらいまでは白バドレックスを禁止伝説枠として採用していたが、ホウオウが明らかに強い要素を持ち過ぎていたため、最終日に使う構築はホウオウにした。元々パオのつららつららを耐える程度Bに振っていた慎重で採用していたが、コライドン対面等でBが欲しい場面がかなり多く、最終的には腕白のHB(最速原種ガチグマ抜き)で採用した。技構成に関しては、黒バド対面やガチグマに強く、また壁貼ったら合法的に全対面地割れを打てるヘイラッシャを爆誕させることが出来る光の壁、火力が出て削りとして、また詰め筋として強いブレイブバード、最強技の聖なる炎を採用。

このポケモンの強い要素は聖なる炎の50%の押し付けである。(正確には47.5%)またこのポケモンは特性の再生力やテラスタル等で聖なる炎を打てる回数が非常に多く、相手の構築に対してかなり合法的に火傷を入れることが出来た。物理を焼いただけで試合を終わらせられて本当に強い。またこいつの場合は2割3割のような低い確率に頼っていないため、選出段階での𓏸𓏸はホウオウの聖なる炎で焼くというプランにかなり再現性があり、プレイング次第では無限の可能性を感じた。また、ホウオウは両受け出来るので、相手の釣り交換と居座りに両対応出来るホウオウ投げが本当に強く、ホウオウに不利なポケモンとホウオウの対面を多く作りやすかった。こんなに強い聖なる炎だが、カイリュー入りには安直な聖なる炎を打たず、ブレバを打つようにした。カイリューは焼かなければ空元気の火力が無いため、フェアリーホウオウで見ることが出来る。

役割対象:有象無象のポケモン

〈ラッキー@進化の輝石〉

ミライドンやイーユイ等の特殊ポケモン全般を受ける枠として採用した。ミライドンは蜻蛉やボルチェンがあるので、フェアリーホウオウやステロを絡めて処理していた。テラスは水ガポンや眼鏡オーガ意識で草にしていたが、剣舞に負けるし毒菱絡みが重かったので鋼や毒にした方が良かった可能性あり。

役割対象:ミライドン、カイオーガ、イーユイ等特殊全般

〈ヘイラッシャ@食べ残し〉

受けループで採用されるヘイラッシャはフェアリーがメジャーだが、炎ガポンや電気テラバパオ、ザシアンやホウオウに強い炎テラスで採用した。ホウオウはHBでもウェーブタックルが受からないため、テラスか引きが強要されて地割れが通るのおもろい。ウェーブタックルは零度パオに49%で抗う技、また削りとして強いため採用している。地割れは、、、もう、仕方ない。打とう。

ミライドン入りは寝れなくて辛かったり、鉢巻水ウーラ、零度パオ等、崩される要因に多くなってしまったポケモンで、構築の改良の余地はまだまだあると感じた。どうやって地割れを打つまで持っていくかの組み立てが重要だと感じた。

役割対象:パオジアン、ウーラオス、コライドン

グライオン@毒々玉〉

ついにグライオンと和解した。グライオンは受け駒という使い方よりも、毒撒き、それからまもみがでのTODという使い方をした。Bはコライの炎プレドラを大体耐えるくらいであとは余りD。フェアリーテラスはコライドンやウーラオスの格闘技等を意識しての採用。めっちゃ撒いてくるディンルーがウザすぎたので挑発を採用。カバ展開を阻止出来たり、ディンラッシャのような受け寄りのポケモンにも強くて偉かった。今までは受け出しし辛いグライオンというポケモンをあまり評価していなかったが、まもみがで一瞬にして勝ちに持っていける性能、プレイング次第では無限の可能性があるポケモンで強いと感じた。

役割対象:受け系統、ディンルー、カバルドン、電気の一貫切り

アローラベトベトン@黒いヘドロ〉

最も黒バドに受け出しが安定するポケモンとして採用した。巧みテラバ等がキツいがホウオウ等を絡めて処理していた。技構成に関しては、拘り確認、体力管理のまもる、黒バドへの打点や毒手の上振れも強い叩き落とす、毒手で51%で毒にする毒づきを採用した。また、巧みを一旦リセット出来る黒い霧を採用した。単体だと黒バドに押し切られる場合があるため、出来るだけホウオウとセットで選出した。このポケモンも殴りながら追加効果に期待出来る技を採用しているため強かった。

役割対象:黒バドレックス

ダグトリオ@気合いの襷〉

今期の革命ポケモン。蟻地獄で原種ガチグマをキャッチして倒す。今期構築の話をしていたorionが、「原種ガチグマ増えてきてるから対策しないと」と言っていたため、自分で色々考えた結果天からダグトリオが降ってきた。いや、地から生えてきたと言うべきだろうか。そんなこんなで結局orionもダグトリオを採用することとなり、2人のダグトリオライフが始まった。原種ガチグマを処理する度に我ながら天才だろと調子に乗っていたが、調子に乗っても許されるくらい安定して原種ガチグマ処理することが出来た。ステロ+原種ガチグマが絶望的のように見えるが、ガチグマ引きにダグトリオを合わせてこらえるからの次の技て処理をしていた。がむしゃらが強いため、HBD個体値を0にした。その結果努力値が余るというキモい現象が起きた。

テラスはミライドンの蜻蛉で襷までいかせるための悪テラスと選択だったが、オーガポン対面で生きる格闘テラスで採用した。威力200格闘テラス起死回生強い。なんか気付いたら地面技無い魂過ぎる型になっていた。冷静に考えて、受けループ破壊マシーンである原種ガチグマが居座った瞬間に処理出来るのが確定するこのポケモンやばい。確定負けの試合が勝ちになるだけでレート30得をするのでこういうピンポイントメタでもレートを上げる上では重要だと感じた。原種ガチグマ入りに勝てるだけでストレスが減った。もぐら(ダグトリオ)なきゃ夢は追えなかった。

役割対象:原種ガチグマ

【選出】

多いのはホウオウラキラッシャかグライラキラッシャ。黒バドいたらベトン、ガチグマいたらダグトリオを適宜投げていく。

【欠陥】

ミライパオウーラ重すぎ。零度打ち放題。鉢巻水ウーラやばい。エレキフィールドで電気テラバ受からんし寝れない。終わり。

キョジオーン重すぎ。塩漬けきつい。身代わり無理。呪い無理。

【択勝ち構築受けループ】

受けループが他の構築と比べ欠陥を多く抱えているのは言うまでも無いことだが、受けループにも強みがある。それは、経験則、練度の差である。それを今期は利用して、択に勝ちまくってアドを取る方向でやってみることにした。受けループの理想は安定行動だけで勝てる構築を組み、安定行動だけで勝つことで、そういった方向を目指して今までやって来たが、レギュGはとんでも無い奴らが多すぎたため、プレイングと択の強さで全てを誤魔化し、択に勝つことでアドを取れるような構築を組むことにした。そういった経緯もあり、択強い系受けルーパーのorionとも話が合い、結果同じ並びを使うこととなった。自分はorionのような強気な択を通すプレイヤーにはなれないと最初は思っていたが、今月600戦を超える対戦の努力の末、今期それを習得したと言っても良いだろう。レギュFでは僕とorionで全く話が合わなかったのに、レギュGでは話が噛み合って面白かった。

【後語り】

今期は最終日2時くらいから7時くらいまで1桁を死守し続けたが、最後に力尽きてしまった。悔しくて仕方ないが、1桁で戦った最終日は楽しくて仕方がなかった。またあそこまでいく。そして今度は勝つ。俺が世界救う。

【宣伝】

YouTubeチャンネル↓↓↓

https://www.youtube.com/@ichigopoke

SpecialThanks

・受けループの話沢山したorion

カタン教えてくれた倉本さん

・潜ってないは疑問さん

・毎日のように通話してくれたいちごぽけ軍団の面々

・かなりお世話になったひよポケの方々

・オフで話してくれた方々